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ヴェルサスキターーーーー!!
15 . May
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28 . November


ご飯作ってるときになんだか妄想が止まらず。

しかも今日はマキナ×エースだよー。K9の次に好きなんだよ☆
シークレット「もし…」のお話。ネタバレしてますので、視聴済みでお願いします。

マキナ×エースでほのぼの、いちゃラブ。
…なんだけど、所々キング×ナイン入ってます。












あたたかいね。

それは君がいるから。





可愛いやきもち





「…で?どこ行くんだ?」
本を読んでいた途中のエースを無理矢理引っ張って町へ出た。
特にこれといって用などなかった。
「出かける約束」をしたのはマキナ。ただ、一緒にいたかったから適当にした約束だった。
「特に決めてないんだよなー。エースはどこか行きたい場所あるか?」
「なんだよそれ。本も返さずに出てきちゃったんだぞ?あとで怒られるかも…」
エースは明らかに不機嫌だ。
「悪い悪い。な、じゃあさ、なんか食べにでも行くか?ほら、新しいお店できたってトレイたちが言ってた。店員が可愛いとかって」
「ああ、ナインが荒れてる理由の半分ね」
「半分?」
マキナは首を傾げた。
「確かー、エミナ先生に片想いしてたけど、副担とできてるっていうの知って荒れてるんだよな?、まさか、その新しい店の子にも片想いしてたとか?」
と、エースは首を横に振って。
「キングがそこの店員に目付けてるんだって」
「は…?」
「ナイン、キングの事も好きだからやきもち妬いてるんだ」
「はぁっ!?」
予想外の答えにマキナは驚いたが、直ぐに笑いが込み上げてくる。
「あははは!なんだよそれ。ナインってどっちもいけ…というか、キングにやきもちって…!」
笑い転げそうなほどマキナは笑った。
「笑いすぎだよ。マキナ」
「だってさ、あの2人が!?キングはどうなんだよ」
「さあ。キング本人に聞いたら?」
「あんな顔してる奴に聞けるか、怖いっての」
そう言った直後、マキナはまた腹を抱えて笑いだす。
「マキナも同じみたいなもんだよ」
そんなエースの言葉に、マキナは笑うのを止めた。
「同じ?」
「そう、同じ。分かってるくせに」
「なにがだよ」
「妬いてるんだろ?」
「…俺はー別に」
エースは少し呆れ顔で。
「嘘つき。僕がムツキと付き合ってるって噂知ってるだろ?」
マキナはぎくりとした。マキナがいちばん気になっていた事。
「ど、どうなんだよ。本当に付き合ってるのか?」
「どうって、友達だよ。ムツキ頭いいだろ?一緒にいると勉強になるんだ。この間も一緒に勉強してただけ。でも、一緒に歩いてるところクイーンに見られたみたいでさ」
仲はいいが付き合っているわけではないと、エースは説明する。
「僕がムツキと会わないように連れ出したんだろ?」
そう言うところは勘が鋭い。
「…なーんだ。そこまで分かってるなら小細工しなくてよかったな」
もうやけくそだとばかりに開き直る。
「正解、さすがエースくん。そうです。俺は君が好きです」
「…マキナのバカ」
マキナのやけくそな態度がエースを少しばかり傷つけた。
「僕はもっとマキナとたくさんいろんな事話したり、過ごしたりしたいと思ってるのに」
眼鏡の奥の眼は微かに揺れる。
「なんか、そうしなきゃっていつも思うのにさ、いつもふざけて終わっちゃうんだ。もっと一緒にいる時間を大切にしたいのに…」
「エース…」
「…」
「…ごめん…」
「…」
「な、エース」
マキナはエースの眼鏡を外す。
「…俺といるときは外せよ、これ」
「…うん」
可愛い顔してるのにもったいない。
そう言ったら君はきっと、顔を真っ赤にして俺を見るんだろうな。
そんな事を思いながら暫く2人、並んで歩く。
握った手はこの平凡な世界からはぐれないように。
「な、大事にするからな」
「うん」
「全部、大事にする」
きっと、生まれる前に出来なかった約束。
でも、今ならできる。
「…」
「何か言った?マキナ」
「いいや、独り言だよ」



「今度こそ、ずっと一緒だ」



※おまけ。
ただのおふざけです。

「キングーーーー!!」
「あ。来たよ。バカが」
トレイが指さす方向にナイン。
「…あいつ、ストーカーか?」
キングの胸ぐらにつかみかかり。
「おいコラ!キングてめー!責任とって俺様と付き合いやがれー!!!」
「いや、ナインそれ意味分かんないし」
ジャックが苦笑い。
「俺がエミナ先生に恋してる間にどっかの店の店員に目ぇつけるたぁいい度胸だコラァ!!」
「お前もしっかりよそ見してるじゃないか…」
「んなこたぁいいから俺と付き合え!今すぐ付き合えっっっ!!」
路上で大声で叫ぶナインに誰もが視線を向ける。
「ナイン、いい加減諦めたらどうです?」
「そーだよ。キングはそんな気…」
「分かった。付き合おう、ナイン」
ガシっとナインをその場で抱きしめる。
「キングーvvv!!」
「「えーーーーっっっっ!!」」
驚愕するトレイとジャックを尻目に熱く抱擁し合う2人。
「それでいいのキングっ!?」
「ま、まぁ…バンドメンバーひとり確保。という事で…」

その後のみんながどうなったかは…またいつか。




◇◆◇◆◇


まず…変な話でごめんなさいorz

ただたんに仲のいいマキナとエースが書きたかっただけです。
それが何故か最後にバカップル誕生…。

一応、あのシークレットをもとに書いたんですが、捏造妄想入り乱れで。
てか、ムツキと付き合ってるとか…意外すぎてあれ見た時は噴いたわ。クラサメに恋するサイスより意外すぎてある意味怖いわ。
でも、ストーリー上しっかりと話し合ったり、和解するような場面がなかったので、あのシークレットで仲良くしてるマキナとエースは貴重だなと。そんなとこみてたら妄想が止まらなくなりましたはい。

で、キングとナインは無理矢理繋げてみた結果がこれでした。
ごめんね。
いつかちゃんともっと真面目なの書くから!!


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